注文住宅で建て始めて入居までの流れ
予算を建てて土地を探す
一番最初に予算を立てます。予算は、家を建てるにあたり必要経費を考えた上で、月々いくら支払うことができるかということから逆算して見積もります。毎月、支払っている家賃が、楽に支払える額であるなら、家賃と同額か家賃より少なめの額をひと月の返済額として計算します。
予算が決まったら土地を探します。兵庫県でいうと神戸なら、東灘区や灘区が人気ですが、西宮市は神戸より土地も安く住みやすい地域です。街全体がこじんまりしていますから、移動も楽にできます。夙川より、阪神寄りにすると比較的低価格で土地が探せます。その地域の学校、病院などをチェックして住む街を決めましょう。
土地が決定したら、買付証明書を発行してもらいます。買付証明書が発行されても、購入の義務が発生するわけではありませんが、曖昧な気持ちで発行してもらうようなことはさけましょう。
施工会社を決める
まず、土地を決めてから、全体の予算がオーバーしないように施工会社を決定していきます。まず土地を決めるのは、その土地にあった家づくりを考えていく方が効率的だからです。
その周りの状況で、どこに窓を作るか、玄関はどこにするか、また、それぞれのエリアで合うタイプの家というのもあります。
この時点ではあまり急がないようにしましょう。じっくりと何社かに、見積もりを出してもらいます。平均すると9社以上に見積もってもらうようです。かなり細かいところまで具体的にデザインしてもらいましょう。
中にはちゃんと契約をするまでは、詳細なプランは立てられないというところもありますので、注意が必要です。
家を建てて後悔する人は、施工会社決定までに時間をかけなかった場合に多い傾向があります。1社からしか見積もりを取っていないと、全体のお金のかけ方などがわかりづらく、ついつい予算オーバーになってしまいがちです。後悔しない家づくりのためにも、施工会社はじっくり選びましょう。
事前審査に臨む
具体的に家づくりが決まったら銀行ローンの事前審査です。必要書類を揃えて提出します。事前審査の場合は、ほとんどの書類がコピーでも大丈夫です。それぞれの銀行で、必要な書類のリストを用意してくれます。
必要な書類は、審査前3ヶ月以内に発行されたものということになっていますから、事前審査がいつ頃になるか計算し、だいたい施工会社を探し
のある時に少しずつ揃え始めた方が、いざという時に慌てなくて済みます。
本格的に土地・施工の本契約
いよいよ本契約ですが、この時住宅ローン特約を入れるのを忘れないようにしましょう。住宅ローン特約というのは、もし住宅ローンの審査に通らなかったら、契約は破棄しても大丈夫ですという特約です。もしローンの審査に通らなかったら、契約は破棄され、保証金は戻ってきます。
住宅ローンの本審査
土地と施工の本契約の後で、住宅ローンの本審査になります。本審査は普通1週間から2週間程度で結果が出ます。この時、普通団体信用生命保険に加入が義務付けられています。
本審査が通過したら、土地の所有権が移転され、工事が始まります。工事が終わるといよいよ入居です。
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